« 『イノセンス』~それは、命……? | Main | 『ヴァン・ヘルシング』~吸血鬼ハンター小道具つき »

May 02, 2005

『着信アリ』~よかったのは着メロだけ

着信アリ(通常版・2枚組)
柴咲コウ 秋元康 三池崇史 堤真一

バップ 2004-08-06
売り上げランキング : 8,578

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

怖くもなければツッコミどころもないJホラーに何の価値が。
ひたすらに退屈な2時間だった……。
えー、いちおう粗筋。

合コンの途中、ヒロインの友人の携帯にかかってきた「自分から」の電話。
留守電に残されたメッセージは2日後の時間で、自分自身の悲鳴が。
そしてその日その時間、友人はメッセージ通りの言葉を呟いた直後に電車に飛び込んで死亡する。
その葬式で女子高生から「死の予告電話」の噂を聞いたヒロインは合コンで知り合った男子学生に相談するが、彼も留守電に残っていた言葉を残して目の前で事故死してしまう。
3人目の女子学生を助けようと奔走するヒロインの前に、同じ「死の予告電話」で妹を亡くして調べているという山下が現れ……。

えー、ヒロイン名前覚えてないんですがとりあえず柴崎コウでした(笑)。
で「死の予告電話」は2件続けて留守電に残ってたわけですが。

妹「でもこれ、留守電サービスに加入してなかったらどうするんだろうな」
水原「あるいは電源入ってなかったとかな」
妹「やっぱ「ちっ」つって次のアドレスにかけるのかねえ」
水原「あとこれさ、死んだ人間の携帯に入ってるアドレスから次の相手を選ぶわけだろ?」
妹「みたいだね」
水原「なんで1回につき1人ずつなのさ! アドレス帳に入ってる奴全員に電話すればいいじゃん! 効率悪いったら!
妹「貞子じゃないんだから無理だよ

なんか激しく納得しました(笑)。
でも実際これじゃ効果薄いよなあ……。(水原さんは目的より手段の追求に燃えるタイプです)(目的がどうあれ
やるからには最大限の効果を上げないと!)
まあともかく逃れる方法は「自分の電話番号を着信拒否しとくこと」らしいんですが、3人目の女子学生には電源切ってても届いたのかな?
しかも今度は写メールだ(笑)。
パニックになった彼女、携帯を解約してしまいますが、噂を聞きつけたテレビ局が取材に来て撮影用に握らされた携帯にまで自分から電話かかってきちゃったことから藁にもすがる思いでテレビに出て除霊してもらうことに。
ヒロインはそこへ現れた山下と色々調べますが、どうもこの男はぼそぼそ喋るので何言ってるかさっぱりわかりませんでした。
だから邦画は嫌いなんだ(涙)!(基本的に字幕がないから)
でよくわからないながら、彼の妹が死んだのは虐待を受けていた疑いのある少女の死と関係があるのではないかっつーことになります。
なんか死体の口に飴玉が入ってたとか、友人が死んだ時に聞こえた音が喘息の時に使う吸入器の音だったらしい。
そのお嬢ちゃんは喘息だったんですね。
でも何でホラーに「児童虐待」なんてテーマが紛れ込んでるわけ?
ヒロイン自身子供の頃虐待を受けてたらしいんですが、そんなテーマ入れるから話が長くなるんだよ……。
(ホラーなんざ90分あれば十分だ)
しかし解決策はないままテレビ生放送の夜が来まして。
もうじき「その時間」だというのにテレビじゃ呑気にコメンテーターたちが対談してたり、あからさまに怪しい霊能力者が出てきたり、刑事ものんびりテレビを見てたりと誰も信じてないふうでしたが、見事その時間に捨てたはずの携帯が現れて死の着メロを鳴り響かせ、友人は体中ぼきぼきに折られて死亡。
これ、生放送だったよねえ……(汗)。
そしてついにヒロインの電話にも死の着メロが!(いっつも同じ音楽なのですよ)(わりと好きだこの音楽(笑))

妹「まさかこの期に及んでまだ自分の番号着信拒否してなかったのか!?」
水原「いや案外パワーアップしてんじゃないのかねこれ」

電源切ってても携帯捨てても戻って来るんだもん。
着信拒否くらいはものともせん気がする(笑)。
で、いよいよ2日後に死ぬと決まった主人公、死に物狂いで虐待された少女の一家を調べます。
そして最初に発信された電話番号が少女の入院していた廃病院であることを知り、ひとり決意して忍び込むヒロイン!
真っ暗すぎて何も見えない。

水原「夜の廃病院にひとりで忍び込むなんてよくやるなあ」
妹「それにしても画面真っ暗で何も見えないね」
水原「君の顔が映ってるのならよく見えるが
妹「……電気消そうか?」
水原「それはそれで何か嫌だ」

てわけでほとんどわけのわからん真っ暗な病院内をヒロインが右往左往。
案の定ここでも死の着メロが鳴り響き、ついにはゾンビ化した母親の死体に襲い掛かられて、自分が虐待された記憶まで甦ってしまうヒロイン。
しかしその彼女が死んだ娘とかぶったのか、母親の死体はヒロインに何もせず、ヒロインと彼氏は無事警察に保護されました。
さあこれで大丈夫!と思った彼氏ですが、養護施設の妹から実際に虐待を行なっていたのは母親ではなく死んだ少女だったと聞き「呪いは終わってない!」と走り出します。
一方助かったヒロインの部屋では時計の針が勝手に逆戻りしてます。彼女が死ぬはずだった時間まで。
そしてついに彼女の前に少女の亡霊が!
ヒロインは留守電に残っていたのと同じ台詞を呟きます。

「どうして……どうして……?」

水原「どうしてどうして僕たちは出会ってしまったのだーろー♪
妹「あーそんな感じ感じ」

実際会いたくなぞなかったんですが。
そうして駆けつけた彼氏、意外にもヒロインが無事なことを発見してホッとしますが、実はヒロインは霊に乗っ取られてました。
刺されて意識を失う彼氏に彼女は囁きます。

「病院に連れてってあげる……」

どうやら「病気や怪我の子供を献身的に看病する自分を誉めてほしい」症候群はこのお嬢ちゃんのほうだったようです。
で妹に怪我させておいて、「いい子のごほうび」に飴玉とか上げてたらしいと。
そして意外にも彼氏は病院で目を覚まします。
そこには微笑むヒロインがいて。
後ろ手に包丁持ってます。
そんでキスして口移しで飴玉くれたりとかしてEND。

水原「……つまりこれ、元気になったらまた刺されるのか?」
妹「じゃないの?」
水原「でもそもそも刺したのはあの女だろう。なんで逮捕されてないんだ」
妹「てゆーかあれはちゃんとした病院なのか?」
水原「まさかあの廃病院!? すんげえ清潔で爽やかそうに見えるのは霊の仕業!?」
妹「ありえるなあ」

てわけで色んな謎を残しつつ終わった『着信アリ』ですが、そういやこの映画確か『2』があるんだよね、とネットで調べてみました。

水原「わー、次は動画で死の予告が届くらしいぞ」
妹「携帯の進歩に合わせるのも大変だよな」
水原「ヒロインは違うんだなあ。えーと……で事件の鍵は台湾にあるってんで台湾行くらしい」
妹「なぜ台湾!?
水原「ねえ……」

『2』は見なくていいなこれ……。

|

« 『イノセンス』~それは、命……? | Main | 『ヴァン・ヘルシング』~吸血鬼ハンター小道具つき »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 『イノセンス』~それは、命……? | Main | 『ヴァン・ヘルシング』~吸血鬼ハンター小道具つき »