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July 26, 2005

『スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー』~登場人物が人形じゃないのが不思議

B0007Y9LAYスカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー 初回限定スペシャル・プライス版
ジュード・ロウ ケリー・コンラン グウィネス・パルトロウ アンジェリーナ・ジョリー

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1939年NYは謎のロボットに襲撃された。 女新聞記者・ポリーはかつての恋人でもある傭兵スカイキャプテンとともに、襲撃犯人であるトーテンコフの行方を追う。

サンダーバード系冒険活劇。
いや本当に。ストーリーも映像も。
わざとなんだろうけど古臭くしてあるの。
あのへんの特撮(?)が好きな人には面白いのかもしれないけど……。
えー、まずは冒頭、
科学者失踪事件を追うポリーは謎の伝言に導かれ、劇場でひとりの科学者と会います。
上映中の映画が『オズの魔法使い』なのがいいなあ(笑)。
既に6人の科学者が消されたと言う博士に詰め寄るポリー。

「もうひとり消えると言ったわね、それは誰!?」

この状況で誰も彼もあるか。
自分が狙われてるから繋ぎを取って来たに決まってんだろー!?
新聞記者のくせにカンの悪い女です。
そして「トーテンコフ」という男に狙われている、と逃げ出す科学者。
ご丁寧にロボットの設計図を落としていってくれます。
調査に乗り出すポリーですが、そこへロボット来襲。
『ラピュタ』に出てくるロボット兵のでかいバージョン。
ほら変形して空も飛べるアレですよ。ソックリです。
はて宮崎のパクリかと思ったら、そもそも宮崎駿のあれもパクりってか元ネタはアメリカ映画なんだそうですね。
パクリと呼ぶかオマージュと呼ぶかはまあ人それぞれですが(笑)。
しかしこの恐ろしくシンプルなロボットになすすべもない警官隊。
そしてなぜかロボットの足元を右往左往するポリー。
警官隊が応援を要請すると、「スカイキャプテン」に向けてSOS発信!
そうするとプロペラ機に乗ったスカイキャプテンが駆けつけてくるんですよ。
でなんか機関銃とか爆弾とかで攻撃するんですが、あんなちまちました攻撃でロボットが撤退した理由がわかりません。
まあいいけどね……。
そして基地へ戻ったスカイキャプテンの元を訪れるポリー。
昔は恋人同士だったが、紆余曲折あって別れたようです。
ちなみに基地では天才技師のデックスさんが光線銃とか作ってます。
「サイボーグ009」あたりに出てきそうな先っぽから丸い光線がたくさん出る奴。
鉄も溶けます。すごいぞデックス!
とりあえず調査ということで失踪した博士の研究所を訊ねるポリーとスカイキャプテン。
命を狙われてる人間が自分の研究所にいるわけなかろうと思うんですが、いるんだこれが。
スカイキャプテンが謎の女と戦ってるうちに、瀕死の博士から謎の金属管を受け取るポリーですがそれを隠してしまいます。
トーテンコフがロボットを使い何か恐ろしい計画を建てていると考えるふたり。
しかし一足先に、ロボット集団がスカイキャプテンの基地を襲います。
ばかすかやられる基地。
スカイキャプテンとポリーはなぜか無事な愛機で飛び立ちますが、デックスは信号を中継して他の機体を操っているロボットがおり、信号の発信源を突き止めるまで撃つなと言ったり。

デックス「まだ撃つな!」
スカイキャプテン「…………」
デックス「撃ったのか?」

このへんキャプテンがちょっとおまぬけで笑ったり。
空中戦を繰り広げるスカイキャプテン、基地に残り発信源を追うデックス。
スカイキャプテンはロボット飛行機との戦闘で翼が燃え大ピンチ!
猛スピードで海面に向けて急降下!
これは直前で機首を上げて追いかけてくる敵機体を海に激突させる戦法だな、と思ったら確かに戦法は合ってましたがキャプテン機も水中に突っ込みました。
水陸ならぬ水空両用なんだそーです。
さーすがデックス君天才!
ってでも普通海面に激突した衝撃で爆発すると思う。
えーと……確か水面て50メートルの高さから飛び降りるとコンクリと同じ硬さになるんじゃないっけ……(今回50Mどころじゃない)(スピードも)。
まあそれはともかく(これは30年前の子供向け特撮映画なんだ!)ついに発信源を突き止めたデックスですが、それを告げる前にロボットにさらわれてしまいます。
正直このへん、キャプテンはデックスの心配しかしてません(笑)。
しかしさすがデックス、ちゃんと地図を残しておりました。
はるばるネパールまで追うキャプテンとポリー。
しかしその場所はシャングリラと呼ばれ、誰も近づかぬ聖域だという……。
でも行ってみたらなぜか廃鉱があるんですけどね。でかいの。
誰も近づかない聖地じゃなかったかー?
ウランに汚染された廃鉱でダイナマイトを仕掛けられ、危機一髪! というところでラマ僧に助けられたキャプテンたち。
かつて廃鉱でトーテンコフの実験台にされたという男にヒントを貰い、空へ飛び出しましたが謎を解いたあと、目的地までは燃料が足らんことが判明。
謎を解いてから飛びたてよ。
と誰もがツッコミを入れるところです。
「フランキー」なる英国軍人にモールス信号で助けを求めるキャプテン。
ついに墜落を始めたとき、そこには空飛ぶ滑走路が……!
しかも動力はプロペラです。まんまラピュタの世界です。
(「ラピュタは本当にあったんだ」「……誰も信じてはくれなかったけどね」)
あーちなみにデックスさんも設計に関わったそうです。さすがだね!
デックスさんさえいればきっと世界は救われるよ!(←もう自棄)
そして現れた「フランキー」はアンジェリーナ・ジョリー。
アイパッチがお似合いのかっこいー女傑で、昔キャプテンと何かあったらしい。
そんでトーテンコフの島に潜入するキャプテンたちを援護してくれるんですが、飛行機が水中オッケー仕様なのはこの世界当たり前なんですか?
いやまあもういいけどさ……。
海流を利用して島の中へ浮上したスカイキャプテンとポリー。
そこはまさしくドクターGの島でした。(江戸川乱歩『孤島の鬼』を少女漫画化した奴)(懐かしいのう)
襲いくる怪物たちを潜り抜け、秘密基地にたどり着いたキャプテン!
そこでは全世界の動物達を一対ずつ箱舟ロケットに詰め込んでいる最中でした。
ところがポリーのヘマで見張りロボットに見つかってしまい絶体絶命!
そのときさっそうと助けに現れるデックス!
助けに来たはずが助けられてどうするよキャプテン。
ともかく生き延びていた科学者2人と共にトーテンコフを探すキャプテンたち。
怪しい部屋を守るロボットを倒したキャプテンですが、駆け込もうとした科学者はレーザー光線で真っ黒焦げ、てか骨しか残りませんでした。
デックス君がコードを切り、「確かめる方法はひとつ」と言われたキャプテン。
勇気を出して踏み出そうとする彼と手を繋ぎ、共に踏み出すポリー……。
いや物を投げろよ。
とゆー観客一同のツッコミを、デックス君が代わってしてくれました(笑)。
だからデックス君、このお馬鹿なキャプテンをほっとけないんだろーなー(涙)。
そして室内に入りましたが、なんとトーテンコフは20年も前に死んでおりました。
機械だけが彼の意志を継いで動いていたのです。
「あと10分で箱舟ロケットが発射する、なんとか止めなければ」という科学者に「別にいいじゃないか」というキャプテン。
まあ確かに、勝手に出て行ってくれる分には問題ないと思うんですが、科学者いわく。

「ロケットのブースターが点火されたら地球は灰になる」

どんなブースターだこら。
ともかくロケット発射を止めねばなりませんがもう時間がなく。
発射されたあとでも、ターミナルのコードを切断すればブースターは点火せずに
済むのですが、乗り込んだ人間は戻って来れないと。
当然ですがキャプテンがゆくことになり、ポリーも無理やりついていきます。
まあヒロインですから(笑)。
しかしトラブルメーカーの彼女、動物達が可哀想といらんボタンを押してまた大騒ぎ。
ギリギリでコードを切断したキャプテンですが、システムは止まりません。
悩むキャプテン。
見てる私はといえば面倒だから全部切っちまえと思ったんですがまずかったんでしょうか。
もしか時限爆弾と一緒で違うコード切ると爆発するとか?
と思ったんですが結局全部切ったよこの人たち。
まあそれでシステムは止まりまして、大爆発するロケットからキャプテンもポリーも無事脱出、最後のオチまでついてめでたしめでたし、なのでした。

まあ、なんていうかあれだ。
浦沢直樹の『20世紀少年』には「本格科学冒険漫画」というキャッチコピーがついてますが、この映画には科学妄想冒険映画とゆーキャッチコピーがつきます(笑)。
空想じゃなく妄想というとこがポイント。もう人形劇の時代じゃないんだよキャプテン……。

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