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July 15, 2006

『ナイト・ウォッチ』~「ロシアのマトリックス」?

ナイト・ウォッチ NOCHNOI DOZOR 特別編
ティムール・ベクマンベトフ コンスタンチン・ハベンスキー ウラジミール・メニショフ
B000FO89CC

光と闇は長い間戦いつづけてきたが、その力は拮抗しており、戦いつづければ互いに滅びるだけだと気づいた彼らは協定を結んだ。
以後、『異種』として目覚めた人間は光と闇のいずれかを選ぶこととなった。
それから1000年、モスクワの青年アントンは男と駆け落ちした妻を取り戻すべく訪れた魔女のもとで『異種』として覚醒し、光の側の監視人『ナイト・ウォッチ』として生きることになる。
そして12年後、伝説の『災いを招く乙女』が現れ……。

ロシア版マトリックスと話題だったのでとても楽しみにしていたのですが。
えーと……。
別に映像はすごくはないというか……けっこう普通です。
場所がロシアなんで珍しい気はしますけど。
とりあえず色々納得いかないことは多いかなあ。
以下ネタバレありなのでご注意。
冒頭は光と闇の戦い。
光の王ゲッサーと闇の王ザウロンの軍勢が偶然橋の上で出会って最終決戦。
どうでもいいけどなぜ橋の上(笑)。
ま、ともかくそれで決着がつきそうになくて共倒れを恐れ休戦協定を結んだ、というお話です。
それから1000年?
主役のアントンはいきなり奥さんが他の男と逃げちゃって、呪術師の女性(見た目は普通のオバさんなんですが)のところにやってきます。
それで女性が相手の男の子供を妊娠してるけど、彼女を取り戻すにはその赤子を流産させなければいけない、その罪を背負う覚悟はあるか?と聞きます。
背負います、と答えるアントン。
赤ん坊を殺すなんてアンタ!と思いますが、確実に信じてなかったんだなこれ……いや信じてなくたって赤ん坊を流産させるのに同意なぞするなと思いますが。
ところが魔女の力は本物で、苦しむ妻の姿を幻視したアントンは魔女を止めようとしますが間に合わない……!つーところで『ナイト・ウォッチ』たちが登場。
魔女は逮捕され、『ナイト・ウォッチ』たちが視える、つまりアントンも『異種』だということが発覚するわけです。
そんでもって12年後。
『ナイト・ウォッチ』としてアントンはバンパイアに呼ばれる少年のあとをつけようとしますがその前に栄養補給ー♪
お隣の闇の住人にもらった豚の血を一気飲みして。
(見てるだけで吐きそうだ……)
そして子供を追跡するアントンですが、地下鉄の中で髪の毛が頭の上で渦を巻いてる女性を見つけたりしてました。
いや、えーと彼女の頭の上だけ強風が吹いてるというか……。
あれは幻視? アントンは予知能力者なのかしら。
でもとりあえずは子供優先、と追いかけますが何しろ怪しい男なので警官に職務質問されたりね。
「飲んでるのか」と言われ「血を」と答え、あーこの酔っ払いが、としょっぴかれそうになったところ、突然気持ち悪くなって血を全部吐いちゃうアントン。
警官ビックリして「もう行け!」って……ええっ!?
酒より血飲んでる男の方がよっぽど危ないでしょお巡りさん!?
モスクワの警察は何を考えて!?
まあともかくそうやってアントンが引っかかってるうちに子供は廃墟に導かれ、バンパイアのカップルに血を吸われそうになってました。
必死に探し回るアントンですが、廃墟のドアの前を行ったり来たりするのはなぜ?
入口は魔法かかってて普通の人には見えないようになってるとか?(いやでもナイト・ウォッチは『普通の人』じゃないよなあ)
そんで腹が立ってドアを蹴ったら開いたのでようやくそこにドアがあることに気づいたという感じ。
そして廃墟に突入しバンパイアカップルと戦うアントン!
………。………。…………。
ってアンタ特殊能力何もないの?
バンパイアが姿を消すと見えないし武器は紫外線つき懐中電灯だけだし、さんざん殴られ切られ、もう死ぬ寸前に仲間が来てくれて、トラックの強力紫外線ライトで男の方をなんとか殺しましたがアントンは瀕死。
そこへ『デイ・ウォッチ』も登場。
どうやら協定違反者を逮捕するのはいいけど殺すのはまずいみたいですよ。
でもなんとかアントンを連れ出した仲間たち。
行く先は光公社・ゲッサー社長執務室。
しゃちょおおおお!?
光の将軍が……光公社社長……なんかそのセンスに涙が出ましたよ(涙)。
そんでもって将軍自らアントンの手当てをしてくれますが、途中で頭の上で渦が巻いてた女性のことを聞いて記憶同調。
なんか一大事らしいです。
彼女は呪われており、その呪いは拡大する一方。
そしてそれは、光と闇の戦いに終止符を打つ『偉大な異種』の誕生の前兆であり、予言ではその異種は闇の側につくんだとか。ほうほう。
アントン君はその後、「なぜ光の側だけが闇に『許可』を与えられるのか、そして許可したくせに違反すると逮捕するなんておかしい」と、実は光の側に疑問を感じてることを訴えますので、もしかしてアントンがその『偉大なる異種』なのかなとも思いましたが……。
あ、ちなみに闇の将軍・ザウロンさんもご登場です。
格ゲー好きのロッカー親父風です。
しかもあれよ、PSでしたっけ、自分で剣を構えたりするとキャラがそのとおり動くっていう奴……。
ザウロン様ー???
と、ともかく、アントンはバンパイア殺しとして闇の側にも追われることになり、ゲッサーさんがアントンに与えた相棒はフクロウでした。
おやおやハリポタかしら、と思いきやフクロウはあっという間に女性に変身。
何かつまらない……(涙)。
そんなこんなしてるうちに、例の『災いを招く乙女』の呪いは拡大中。
彼女の周りの人間はバタバタ倒れたり死んだり、あげく上空を通過した飛行機が墜落寸前になるありさま。
個人的には、その飛行機から落っこちてきたネジがせっかく入れたコーヒーの中に落ちて、そのうえそのコーヒーが最後の一杯だったことのほうがよほどついてないって感じでしたが(笑)。
しかし呪いはさらに拡大し、発電所が爆発して危険を感じたゲッサーさんは、バンパイアに狙われた少年イゴールを守っていたアントンとフクロウ美女・オリガを召集。
イゴールが実は12年前に逃げた妻の子供であることを知ったアントンは後ろ髪引かれつつも、『災いを招く乙女』スヴェトラーナのもとへ。
なんとか呪いをかけた人間を特定しようとする仲間たちの目を盗み情報にアクセスしたアントン、イゴールが実は自分の息子だったという事実を知ったり。
あとさらにアントンの情報には『殺人能力』ありと書いてありましたが……どんなの?
ともかくこのまま呪いをかけた人間がわからないとスヴェトラーナを殺すしかない、なんとか聞き出せと言われ彼女のマンションを訪ねるアントン。
苦労しましたが真実を聞き出しました。
彼女を呪ったのは彼女自身……つまり彼女も『異種』だったのです!
あ、そういやイゴールも異種だって判明したんだっけ。
つか『異種』が多すぎないか?
そんなほいほい現れるもんなんですか。ねえ。
あと、呪いをかけた人間さえ判明すれば呪いが解けるってのも謎でした。
普通は呪いをかけた人間を倒さないとならないんじゃ……。
まあともかく(多いなこれ!)、
その頃イゴールは例の女バンパイアにとっつかまっていましたので、急いでイゴールのところへ戻るアントン。
なんとか助けようとしますが、そこへザウロン様がエレベーター手動で動かして登場。
手動ってか……念力で天井突き破って屋上へ……。
そんでめちゃくちゃになった屋上で、ザウロンに襲い掛かろうとしたアントンですが、何がどうなったかよくわからんうちにイゴールを殺しそうになってました。
何があったのあれ。
そんで呆然とするイゴール、さらにアントンが12年前、胎児だったイゴールの殺害に同意したことを知って、闇の側へ……。
つまりイゴールこそ伝説の『偉大なる異種』だったと!
あー……定番でアントンかと思いましたが、確かにこの無気力な男じゃなさそうだな……。
逆SWかー。
そしてここで第1部は終了。
これ3部作で次は『デイ・ウォッチ』なんだそうです。
へー……。
うーん……。
なんかなー……つまらないってほどじゃないけど説明が足りなすぎるって感じでしょうか。
彼らが通る『異界』って結局何?とか、
バンパイアって選ぶまでもなく最初から闇の側なんじゃないの?とか。
いやでも『光』の側も闇の違反者を狩るときだけとはいえ血を飲むってことは闇を選んだ異種が逆に皆『バンパイア』扱いされるってこと?
こんな感じでわからないことが多いし、映像も別に際立ったところはなかったなという印象。
どこが「ロシアのマトリックス」だったんだろう。
ツッコミは多かったけどね(笑)。

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