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July 28, 2007

『時をかける少女』~現代版は空を飛びます

時をかける少女 通常版
仲里依紗 石田卓也 板倉光隆
B000MEXAOM

レンタルしたその翌日にテレビ放映でしたよ……もったいない(涙)。
えー、とりあえず。

<あらすじ> 高校2年生のマコトはある夏の日、科学実験室で奇妙な体験をして以来、『タイムリープ』という時間を戻る能力を身につけてしまう。
ちまちまと時間を逆戻りしてツイてない日を避けたりプリンを食べたりして能力を楽しんでいたマコトだが、仲のよい2人の男子、コウスケとチアキにそれぞれ想いを寄せる少女が現れたことから微妙な流れに……。

と、いうわけで。
まあ、なんつか、あれだ。
世間がどんだけ面白いと言おうと自分は基本恋愛モノは苦手だということを思い出すべきだった。
あとは声優がもうちょっとマシならなあ……。
ヒロインのタイムリープの能力がすごくみみっちいのはまあ許そう(笑)!
でも家庭科で火事起こすハメになったのを他人に押し付けて、その人がイジメられる結果になったのはひどすぎるなあ。
他の方法もあっただろうに、あれ、最後にはちゃんと回避できたことになったのかな?(でもそれは結果としてであって、彼のために時間を戻して別の方法を取ろうとはしなかったんだもんなヒロイン)(この点どうしても気に入らなかった)
さて話がおかしくなるのは、まずコウスケに下級生が告白してきてから。
しかしそれ以前に高校2年生の女子が男子2人と毎日一緒に下校してキャッチボールとか変だよね……友達いないのか?と思ったら一緒にお昼食べる女友達はいるし(そしてそのコがチアキを好きだというお約束)。
ともかく「コウスケが彼女出来ちゃったんなら俺たち付き合わない?」というチアキの言葉を時間を戻してなしにしちゃうマコト。
まあこのへんの気持ちはわからなくもない。
微妙ですよねえ……男女間の友情はありえないのかとか言い出すと難しい。
今のままでいたい、という気持ちもわからなくはないですが、世の中そう上手くは行かないものですから。
コウスケと下級生をくっつけようとして悪戦苦闘したり、チアキが同級生と上手くいっちゃったり……嗚呼青春(笑)。
しかし、タイムリープは実は回数制限ありだったのです。
まあ偶然手に入ったもんだし、とあまり固執しないのはヒロインのよいところですが、使い切ってしまったところで悲劇が起こり、でももう時間は戻せない……!
と、いうところで真相発覚。
なるほどなるほど。
そしてタイムリープの真相と自分の想いに気付いたマコトは、最後に1回だけ残ったタイムリープ能力で『彼』を救いに行くのですが……。
えー。
で、オチですね。
うん、非常に爽やかで主人公らしいラストだったんじゃないでしょうか。
よいと思います。
でも私はつまりあと10年くらいで世界は滅びるんだなーということの方が気になった。
え、だって戦争か何かで世界が滅びた未来からやってきたチアキが『未来で待ってる』ってことは生きてるうちに会えるってことで年齢差は男女逆だとやっぱ10歳くらいが限度だろうと思うわけですよ。
あの台詞をもっと文学的に捉えることもできますが、どう考えてもこのヒロインはそういうタイプじゃないだろう……。
頭使いたい映画じゃなし、爽やかさだけ堪能しとけばいいと思います。
でも私みたく『スパイダーマン3』とか『ダイハード4』とか派手なエンタメ系や『セブン』『SAW』みたいなサスペンス系が好きな人には絶対方向性が違った……。

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